【川口納豆・もんでん英慈メールマガジンバックナンバー】

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┃      ┗┓ 川口納豆・もんでん英慈メールマガジン第523号!!
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┃                         2022/05/20配信
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このメールマガジンは川口納豆、もんでん英慈と名刺交換のご縁があった
方などに川口納豆の現在生育している野菜やもんでん英慈の現在の活動
などをお送りしています。

感想などをお寄せいただければ大変嬉しく思います。

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 1門傳英慈から ………………………… 昨日から東京に来ていますが、今日の昼に

 2川口納豆からお知らせ ………………… 川口納豆からお知らせ

■□ もんでん英慈から  ━━━━━‥‥‥…………………………………………………………………………


 今週もお読み頂きありがとうございます。
 昨日から東京に来ていますが、今日の昼に大阪に向かうために朝、切符を確認すると見当たりません。
昨日昼に、新橋駅の改札を通過したので、新橋駅でその旨を伝えると、何と該当する切符があるとの事で無事に戻ってきました。
改札を通過する際、切符を受け取らなかった私のミスが原因ですが、乗客か駅員の方が回収してくれたのでしょう。
必要書類に名前、住所、電話番号を記入し、免許証を提示し完了。
本当にありがとうございました。


 それでは、今週もよろしくお願い申し上げます。

5/13(金)
東北新幹線、くりこま高原駅始発で東京、新木場を経由し、東京ビックサイトで開催されている、教育総合展「EDIX東京」へ。
保育園、幼稚園から大学までを網羅する展示会保育園関係では、お便り帳の電子化や、海外の保育の紹介、現在ある保育園の経営を引き継ぐ事業等が出展されてました。
また、ICT関係、電子黒板など、コロナ禍、少子化の中、最先端の教育機器が多くの来場者の関心を惹いてました。

 午後は、上野精養軒で、全国納豆事業協同組合連合会連合会通常総会。
2年ぶりのリアル開催でしたが、出席者はこれまでの数分の1程で少し寂しいですが、関係者とお会いできるリアル開催の意義は大きいです。
総会の議事は特に質問も無く、スムーズに進行しました。
来賓の農林水産省の担当課長さんからは、輸入大豆が高騰している中、国産大豆を使用する際の国の支援についても説明をして頂きました。

5/14(土)
朝に、駒形浅草方面を散歩。
隅田川沿いには小さなお地蔵様が鎮座し、地元の方々の熱い信仰を集めている様子が窺えました。
シン・ウルトラマンや、アンパンマンにも朝の挨拶をし、浅草寺へ。
仲見世通りは、ひと通りも少なく、落ち着いて参拝する事ができました。
次回は、駒形どぜうを食したいものです。




その後、市ヶ谷に移動し、日本私立小学校中学校高等学校保護者会連合会正副会長会、理事会。
7月の総会に向けてご審議頂きました。

5/15(日)
 午前は事務所作業等。

5/16(月)
午前はスライドモアで圃場の草刈り。

午後は、大豆の入荷作業など。

5/17(火)
午前はスライドモアで草刈り。

昼に、築館ロータリークラブ例会。
今年の活動について、各委員会から報告を頂きました。
こちらもコロナ禍の中、活動は制約されましたが、可能な限り実施されました。

その後は草刈り。

5/18(水)
午前は、注文していた肥料が届いたので、受け入れ。
価格の高騰が心配ですが、注文通り入荷したので一安心です。
今後は、地域資源を更に活用するなど、肥料設計なども工夫しなければなりません。

午後に、仙台経済同友会ものづくり委員会現場改善活動キックオフミーティング。
トヨタ自動車東日本様の多大なるご協力を頂き、改善活動をして参ります。

5/19(木)
一般社団法人 日本食農連携機構 令和4年度第1回アグリビジネス研究会

講演①
講師:内閣官房副長官補室 内閣参事官 日向 彰 氏
テーマ:「我が国の食料、農業の姿について~統計データに基づく分析~」

我が国の農林水産業の総生産額は564億米ドルで世界第8位。
畜産、野菜、果実は横ばいであるが、米は大きく減少。
一人当たりの摂取熱量は、米類・魚介類が減少、小麦類は横ばいであるが肉類は増加。
米の消費は40代以上の減少幅が大きいが、輸出は大きく増加。
野菜は、家庭用はほぼ国産が占めているが、業務用の3割は輸入品。ここを奪還できるかどうかが課題。
一方、野菜の輸出は大きく伸びている。
生鮮果実の6割が国産であるが、加工果実の9割が輸入品。
こちらも国産へ如何にシフトする事ができるかが課題である。
畜産は全体としては横ばいか増加であるが、 1経営体の規模が拡大し、経営体の減少をカバーしている。
その結果、畜産業の平均経営規模はEUの主要農業国を上回る水準に到達。
畜産物の輸出も牛肉を中心に大きく増加しているが、主産地が固定化する傾向があり、更には、とうもろこし等、飼料の確保が課題である。
輸出は2030年5兆円の目標を掲げているが、国際比較から見ても拡大の余地はあり、我が国の農業、食料産業にとっても大きなチャンスである。
米を除く殆どの農産物は主業農家が生産の大半を担っている構造となっている。
引退する米農家を大規模法人が引き受けているのが現状で、10ha以上の経営体は経営体数としては4%弱であるが、全経営面積の4割を担っており、地域と共に歩んでいる。
麦は経営体が3割減少するも作付け面積は増加。単収、品質の安定が課題。
農業経営体の総数は減少しているが、5億円以上の大規模経営体は15年で倍増し、販売額1000万円以上の経営体が全体の8割を占めている。
人口は減少していくが、スマート農業の加速により成長が期待される。
コロナ禍や、ロシアの侵攻を契機とし肥料の確保など、リスクへの対応が求められている。
今後は、食料産業と農業が一層結びつきを強め、消費者ニーズに応える事ができるであろう。

講演②
講師:宮城大学名誉教授 大泉一貫 氏
テーマ:農政の政策効果を高めるために

 農政は、「保護農政」から「成長農政」へと変化してきている。
課題は、
①需要フロンティアの拡大。
②バリューチェーンの構築。
③生産現場の強化。
④多面的機能の維持、発揮である。

近年の農政の概要は、
1、輸出5兆円目標。
2、みどりの食料システム戦略では、2050年までにCO2ゼロエミッション化の実現、有機農業を25%に等野心的な目標が掲げられている。
3、スマート農業では、様々な実証実験が全国各地で行われている。
4、米の過剰在庫対策や米価下落対策や、産地と実需が結びついた取り組みへの支援も行われている。
5、農業、農村整備や農地の集積も進められている。
6、新しい農村政策のあり方に関する検討会では、6次産業化や、防災減災、半農半Xなども議論されている。
7、食料安全保障では、飼料用作物の増産なども必要である。

農業を取り巻く環境は、国内問題だけでは無く、地球規模での課題に如何に取り組むかを考えなければならない。
巷間、農政課題について懸念や否定的見解が出されているが、大規模経営体が日本の農業を牽引している。
農業は、GDPで1%、従事者で2、4%生産性で36%となっている。
今後は益々生産性の高い大規模農家のシェアが増えるであろう。
新たな農業政策遂行のためには、農業経営者の経営力を上げる必要がある。

今後の予定

5/24(火)
築館ロータリークラブ例会
築館高校学校評議会

5/25(水)
仙台経済同友会社員総会

5/27(金)
仙台SMIクラブ例会

 今週もお読み頂きありがとうございます。
日本食農連携機構の研究会では、日本の農業について、世間では、高齢化、需要の減少、 生産性の低さなど否定的な見解が多いが、実は、データーを見ると、大規模経営体が日本の農業を牽引し、生産性も向上し、雇用も確保している事が分かり、イメージと実態がかなり違う事がわかります。
ある意味、政策の目標が達成されていることの証左かもしれませんが、農業政策と農村政策の2本柱で、大規模経営体にスポットは当てるものの、小規模農業経営体や地域を巻き込んだ施策が益々必要になります。

それでは、次週もよろしくお願い申し上げます。

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